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バージョン 3.1 での記述になります。
ポリゴンオブジェクトを編集する際の Tool です。基本的に、各Tool を選択してからマウスで操作することになります。
Create Polygon -
オブジェクトモード以外の全モードで使用出来ますが、ポイントモードでないと打った点が表示されないので、ポイントモードで作業するのが無難かも。 type で、多角形・四角・三角ポリゴンが選べます。四角の場合は最初4点(三角の場合は3点)をポイントし、続いて2点(三角の場合1点)を指定するだけで作成出来るので、予めポリゴンの形状が解っている場合はどちらかを選ぶのがいいんですが、最後に指定した辺から続くので最初に初める点がポイントになります。
画面上で反時計周りにポイントしていく事で法線がカメラに向いたポリンゴンが作成出来ます。
new points in で何も無い空間に打った場合の奥行きの参照方法を指定。camera plain の場合、カメラからの距離。main plain の場合、カメラから見てメインとなる面の座標が0に設定されます。 ガイドに従う(青紫でハイライト表示)と、既存のポイントに接続出来るのですが、ちょっとでもずれてしまうと別の点になってしまいます。後で Weld 大会になることも。
リセットは ESC です。
Scalpel と同じく、前回最後に打った点を記憶してます。
[ sample movie h.264 5.2MB ]
Fill hole -
文字通り穴をふさいでくれます。全モードで使用可。割とどんな形状でもふさいでくれるので便利なんですが、OBJ形式等で EXPORT すると面が壊れてたりするので、注意。
[ sample movie h.264 1.7MB ]
Bridge -
これもよく使いますね。はなれたボリゴンを一括で繋ぎたい時に。 対応する点と点を順番に指定します。 リセットは ESC 。
[ sample movie h.264 3.2MB ]
Magnet -
ドラッグした周囲のポリゴンを移動させる Tool です。いまいち細かく制御出来ないので、シーンは限られますが、使いようによっては便利な時も。また、closest point でドラッグ開始に一番近い点を中心にするかどうか、direction で移動方向を設定出来ます。
[ sample movie h.264 2.8MB ]
Extrude -
非常によく使います。押し出したい距離が予めわかってる場合は、quantize で設定するといいでしょう。左下 Status: に距離が出ます。ポリゴンをつなげたまま押し出したい場合には、辺の最大角度を設定して preserve group にチェックを入れて下さい。
ただ押し出しがノーマル方向のみなので、軸上に押し出したい場合には Cover を使う方がいいでしょう。
[ sample movie h.264 1.1MB ]
Inner Extrude -
Extrude と同様にドラッグで距離を調節します。押し出したい距離が予めわかってる場合は、offset で設定するといいでしょう。左下 Status に距離が出ます。 モードによって、出来る形状が違います。ボリゴンモードの場合、 Shift を押す事でノーマル方向へ移動する事も出来ます(まだ決定機能ではないみたい、便利だけど)。
[ sample movie h.264 2.7MB ]
Shell -
ポリゴンに厚みを付けます。器なんか作る時は便利。厚みをつけたい面を選択してから実行。まぁ初期値が違う Extrude ですね。
[ sample movie h.264 1.6MB ]
Ring cut -
リング上にポリゴンを切りたい場合に、ドラッグすることで Status に距離の比率が出ます。そのまま離さずに Shift を押すと、ノーマル方向に移動させる事も。
[ sample movie h.264 1.1MB ]
Jigsaw -
これ最初は何のためにあるのか解らなかったんですが、Ring cut のポリゴン指定版だと思って下さい。穴の淵を切りたい場合に有効です。
Ring cut と同じく、そのまま離さずに Shift を押すと、ノーマル方向に移動させる事も。
続けてどんどん切っていけないのがちょっと不便かも、サンプルでも一回失敗してます。
[ sample movie h.264 2.0MB ]
Scalpel -
ポリゴン切る Tool です。面をいきなり切る事以外は、思いのまま。
Create Polygon と同じく、前回使用時の最後に追加したポイントを記憶しています。
リセットは ESC です。
[ sample movie h.264 1.7MB ]
Normal Scale -
ノーマル方向に拡大・縮小。比率が解っている場合は、Tool view 上で設定してやるのがいいと思います。
Normal Rotate -
ノーマル軸にそって回転。
Normal Move -
ノーマル方向に移動。Ring Cut 等の Shift 同時押しと同じ効果になります。後、Extrude でついマウスを離してしまった時とか。
[ sample movie (Scale/Rotate/Move) h.264 1.7MB ]
Edge Rotate -
エッジを軸に回転。Status に角度が出ます。
[ sample movie h.264 1.4MB ]
Point Slide -
エッジにそってポイントを移動。Status に比率が出ます。
[ sample movie h.264 1.1MB ]
Collapse -
面を削除して、面を構成するポイントを接合。たまに便利。middle にすると削除面の中央に点を配置してくれるんですが、サンプルのような面に対して実行すると飛び出ます。
[ sample movie h.264 1.2MB ]
Weld -
ポイント同士を接合。よく使います。点と点と中間で接合する場合は、middle 。最初に選択した点に接合する場合は、 first point で。
面を整理して減らしたいときとか、Create Polygon で作成して接合ミスしてる点をつなげたい時とかに。
中途半端なところもありますが、とりあえず公開。というかうまく説明できないなぁ。やっぱり動画やね。